パートナーが浮気しているかもと感じ始めると、気をつけないと、何でも怪しく思えてしまいます。普段の何気ない行為も、疑わしい目でみれば怪しくなります。浮気の証拠集めをするときには、このことを意識して、なるべく客観的な目で状況をチェックするようにしましょう。

 

浮気の疑い

 

かたよった視点で見ていると、本当に有効な証拠を集めるうえでも不利になりますし、万が一、浮気の疑惑が間違いだった場合、判断ミスは、その後の夫婦関係に重大な影響を与える可能性があります。

 

元々、浮気など存在しなかったのに、パートナーに疑いを持ったことがキッカケで、どんどん気持ちが離れて最終的には戻れなくなり、離婚に至ってしまったというようなケースもあります。

 

パートナーの浮気を疑うようになった時というのは、事実がどうであれ、以前から夫婦関係に問題があることは間違いないでしょう。夫婦関係が良好であれば、ちょっとしたことでは、パートナーの浮気を深刻に疑うようなことはないからです。

 

ある意味、夫婦の絆自体が、もろくなっている不安定な状態と言えます。だからこそ、慎重に行動する必要があります。

 

最後に、浮気という事実、あるいは浮気という疑いが出てきた場合、復縁であれ、離婚であれ、問題を円満に解決できるかどうかは、日頃の夫婦関係がモノを言います。お互い、感情的になっては、まとまるものもまとまりません。仕事の取引と同じような姿勢で、冷静に相手と話し合えるような関係を構築することを意識しましょう。

 

離婚を決意しているのであれば、尚更、パートナーと冷静に話し合えるように、今のうちから環境を整えておくことが重要です。

 

浮気がきっかけで離婚するケースは少ない

浮気発覚後、離婚した夫婦に行った調査によると、浮気そのものが原因で離婚に至ったというケースはかなり少なく、浮気はきっかけに過ぎず、浮気前に夫婦関係が破綻していたというのが真実のようです。

 

実際のところ、本当に仲の良い夫婦であれば、仮にパートナーが浮気をしたとしても、本当に出来心で、本人も反省するでしょうし、浮気をされたほうも最終的には許せるでしょう。

 

何年も不倫関係を続けるというのは、パートナーに対する不満があるからこそです。単純にいえば、相手に対する愛情がなくなっているからであり、これはどちらか一方に原因があるのではなく、お互いに責任があります。

 

日頃から、お互いに対する思いやりの気持ちや愛情を持ち続けていれば、ここまで決定的なことにはなりません。そして、これは自分から努力する姿勢が何よりも重要です。

 

関係が破綻している夫婦に多いのは、お互いに相手が悪いと思っていることです。これはある意味、事実でもありますが、夫婦関係に限らず、人間関係というのは自分から歩む寄ることをしなければ、絶対にうまくいきません。

 

相手が良くしてきたら、自分もそうしようという姿勢では、まずうまくいきません。なぜか、こういった気持ちを持っていると、お互いに責任をなすりつけ合うので、ますますダメになります。

 

一方、自分が歩み寄る姿勢を見せれば、相手もそういった気持ちになり、好循環が始まりますし、最後には相手の態度がどうであれ、自分は真摯に接するということが自然になります。お互いにこういった気持ちを持っている夫婦こそが本物です。

 

全ての出発点は自分の気持ちなので、その気になれば今すぐ、この時点から関係改善の取り組みを始めることが出来ます。自分から歩み寄るのは、どこかで納得がいかなかったり、悔しかったり、恥ずかしかったりするかもしれませんが、そういった感情を冷静に抑えてこそ本物です。それでこそ、相手にも自分の気持ちが伝わります。

 

浮気がきっかけに、自分の至らないところを見つめて改善することで、浮気前よりも良好な夫婦関係を築くことが出来たという夫婦も幾らでも存在します。

 

決して、浮気は離婚の原因にはならないということを頭に入れておいてください。それが夫婦関係の危機を乗り越えるうえで、最も大切なことです。